女性のほうでも彼のことを憎からず思っていたので、手紙による愛の告白がおおいに効を奏したわけだが、一般に女性はラブレターをひじように好む。たとえ嫌いな相手からでも、ラブレターをもらうと内心まんざらでもなく、。本命。の彼がいたとしても、別の男性から手紙をもらうと、心は甘くときめくのである。こうした女性心理は、若い男性にはなかなか理解しにくいかもしれないが、これは、女性は直接的表現より、間接的表現を求めるということに由来しているといえよう。たとえば、女性は、たと3どうしたら、彼女と恋人関係になれるかえ本心では相手とのセックスを望んでいたとしても、直接的にセックスに誘う言葉よりも、「好きだよ」「愛しているよ」という愛の言葉を求めたがる。「やろうよ」などと言えば、平手打ちをくらうのがオチだし、「好きだからやろうよ」でも、「私のことそんな女だと思っていたの」と、なじられるだけだろ、つ。あるいはドライブ中、もじもじする彼女に「トイレに行きたいのかい」とストレートに聞いたら、彼女を赤面させるだけだろう。「次のドライブインで、ちょっと休もう」と言うのが、女性のいうか気のきく彼なのである。このように、具体的表現より間接的・抽象的表現を望む女性は、言いかえれば、ロマンチックということになる。ロマンチックだからこそ、直接面と向かって愛の告白をされるより、ラブレターをもらうのを好むのだ。手紙なら、相手からすぐ返事を迫られることもなく、また、相手が自のまえにいないだけに、想像力が刺激され、ロマンチックな気分もふくらんでいく:::。こうした女性心理を考えると、ふだん彼女とよく話していても、たまには手紙を出すといいだろう。口では言えないキザなセリフも、文章なら意外にスラスラ書けるはずだ。*旅先から彼女に葉書を出してみると、自分の気持ちが伝えやすい*親しい仲でも、彼女に手紙で自分の気持ちを伝えると、さらにニ人の幹を強めやすい何なぜ、女性は自分から「好き」「嫌い」をはっきりと言わないのか女性は、言葉よりもしぐさ、ふるまいで、自分の気持ちを伝えようとする教え子が、はじめての赤ちゃんを連れてわが家にたずねてきたことがある。彼女は在学時代から優秀な学生であったが、お母さんとしてもなかなか立派な子育てをしているようだつた。赤ちゃんがちょっとぐずりはじめると、それがなにを要求しているのかを即座に感じとって、あやしたり、ミルクをあげたりする。