彼女に言わせると、泣き声でわかるのだそうだが、男である私にはさっぱりわからなかった。潜在的に女性はそんな能力を持っているのか、人のしぐきゃしゃべり方などから、相手の本音を読み取る力があるようだ。街を歩いていて、すれちがうカップルがどの段階まですすんでいるのかをピタリと言い当てたりするのは、女性のほうだ。それにひきかえ、男性はいわゆるボディ・ランゲージには鈍い。女性がすねてみせても、男性には「どうして、いきなり不機嫌になったのだろう。生理でもはじまったのだろうか」という程度にしか感じられなかったりする。それが「二人になりたいの」というサインだったとしたら、男性はせっかくのチャンスを見すごしていることになるだろう。そのうちに「なんて鈍い人なの」とそっぽを向かれてしまうが、多くの場合、それでも男性3どうしたら、彼女と恋人関係になれるかはなぜ自分が嫌われたのか、その原因がわからないのである。そうした男性にかぎって、女性のほうから気持ちを言わないのが悪いと考えがちだが、女性は、男性とちがって、気持ちを言葉ではなく、しぐさやふるまいで表わそうとしているだけなのだ。女性からのメッセージをくみとれない男性のほうに、問題があるのだ。相手からのサインに敏感になるためには、まず相手との接触をふやすのがいちばんだ。電話をしたり、声をかけたりしながら、相手の表情やしぐさを観察するのである。しかし、いくらサインを感じたところで、そのサインがなにを意味しているのかがわからなければ、男性としては反応のしょうがない。そこで、テレビのドラマや映画などを観て、女優のしぐさや視線に注目しながら、女性心理を研究してみることをおすすめする。女優というのは、顔の表情ひとつで言葉を伝えるプロフェッショナルだから、男性にも比較的わかりやすいサインを送ってくれるはずだ。この訓練に慣れてくると、言葉で伝えられる以外にも、たくさんのメッセージが、女性の体からつねに発散されていることがわかる。外国映画のビデオを、字幕スーパーなしで観るという方法もある。*いくら彼女の気持ちを知りたくても、「好きか嫌いか言ってほしい」と迫るのは逆効果*ドラマや映画を観て、女優の演技から表わそうとしている気持ちを読み取る練習をする”なぜ、女性はっきあっていても、なかなか自分のことを鰭ってくれないのか人は、相手が自分に対してオープンになってくれると、自分のことも打ち明けたくなるのです。